LUMIX GH5 II がYouTuberにおすすめの理由!

高性能な機能満載! Panasonic LUMIX GH5 IIを徹底レビュー 〜他社と比べてみたら凄かった!静止画もきれいに…。ワイヤレス単独でYouTubeライブ配信も可能!

LUMIX-GH5-II
LUMIX-GH5-II

5月に発表され、2021年6月25日に発売された、Panasonicの LUMIX GH5 IIを紹介します。購入後、調べてみたら、えらいこっちゃ…だったのです。

Panasonicさん、こんな大盤振る舞いして、元取れるの?って機種だったのです。オートフォーカス、手振れ補正、プロセッサーなどめちゃ進化してさらに機能を追加している…。GH5の顔した、次世代機と思えるほど…なのです。その上、売値ダウン…。そのカメラが、我が家に届いたのは発売1ヶ月後、7月25日でした。

YouTube版も見てくださいね!

あさりおんチャンネルも含めて、多くのYouTuberがインプレション動画や開封動画をアップしています…。そして誰もが「YouTuberにおすすめ」と言ってます。なぜ、YouTuberに最適なのか…?写真はどうなの…?など 同価格帯のニコン、キヤノン、ソニーの機種と性能面を比較・検証します。YouTuberだけでなく、家族や仲間の映像記録や写真を綺麗に撮りたいと思う人に、おすすめの一眼レフです。

Lumix GH5 IIはYouTubeライブ配信が可能で、多機能・高スペック!

ワイヤレスYoutube Live配信ができることで注目のLUMIX GH5 mark II…ですが、それだけじゃない高性能で、多彩な機能が満載!他の機種にはない万能なミラーレス一眼が…、LUMIX GH5 IIです。

今回はSONY・Canon・Nikonの同クラス帯、同価格帯でカタログスペックを比較検証。検証した機能のほとんどを搭載するGH5 II…。他5機種にはここまで全ての機能が揃っている機種は、ありませんでした。同クラス帯、同価格帯のフルサイズ一眼レフとカタログスペックで比較しても、マイクロフォーサーズの弱点をカバーするどころか、小型イメージセンサーを活かして、多彩な高機能を搭載していることがはっきりわかりました。

このカメラ、カメラマンなら買っておかないと損と言えるぐらいのお得でリーズナブルなカメラかもしれません。合わせて、公園や我が家で様々なテスト撮影も行い、紹介しています。オートフォーカスやYouTubeライブ、高スペックなHDMI端子やSDカードスロットなど…、参考になること間違いなしです。詳しくは映像を見てくださいね!

あさりおんチャンネルも開封動画をアップしてます。そちらも見てくださいね!

あさりおんチャンネルの開封動画もあります

LUMIX GH5 II〜操作部レビュー① 〜 ダイヤル&ボタン編

小型のマイクロフォーサーズは画質が悪い?

Live Mosセンサー
Live Mosセンサー

LUMIXのマイクロフォーサーズ規格はイメージセンサーのサイズがフルサイズ一眼よりも4割ほど小さいので、画質が悪いとか、暗い時の撮影が苦手だとか、言われています。Panasonicから最初のLumix G1、GH1が発売された時に…、小型化して、ミラー機構を省いたからこそ、レンズが集めた光を効率的にイメージセンサーが拾うことができるシステムを開発したと、パナソニックの担当者が話していました。私は、LUMIXの初号機DMC-LC5を買った後、数台を使い続けてきました。そして、初の高級ミラーレス一眼がDMC-GH5 mark IIなのです…。憧れ続けたからこそ、羨望の眼差しで、色々調べたことを、ここで吐き出していきたい。

いいとこ取りのLiveMOSセンサー

まず、皆さんに言いたいのは…(怒り新党風…)、このLiveMOSセンサーは、イメージセンサー界の二大巨塔、CMOSとCCDのメリット・デメリットを研究、小さな体で光を捉えて、さらに省エネ、発熱量を抑えたセンサーなのです。詳しくは「LiveMOSとは?」と検索すると出てきます。その小型ということが巷でフルボッコにされている原因で、暗いところに弱いという評価でしたが、それも今回大きく改善したということです。

写真は明るく撮るのが基本です

実は本業は約30年、Phoshop 2.0からのPhotoshoperとして仕事を頂いていて、年間数千点の商品写真、モデル写真を加工しているのですが、光を抑えて、暗いスタジオで撮る写真というのは皆無です。物や人をよく見せる時、まずは光を大事にして撮影、加工段階で露出を抑えるというのが定番なのです。芸術写真を除けば、多くの写真家が仕事で使ってる範囲は、十分にクリアしているのが、このLUMIX GH5 IIなのです。

クリアしている…。

ここ、重要です。覚えておいてくださいね。

同クラス1の高機能&多機能

アマゾンでも売ってます

今回、約20万円ちょいプラス程度のお買い物でしたので、ニコン・キヤノン・ソニーの25万円程度までの機種と比較してみました。実際はもっと高級機種にも付いてない機能が、搭載されているのがGH5 IIだったのです。

  • LUMIX DC-GH5M2M 〜 標準ズームレンズキット
  • Nikon Z 7 〜 24-70 レンズキット
  • Nikon Z 5 〜 24-200 レンズキット
  • Canon EOS RP 〜 RF24-240 IS USM レンズキット
  • SONY α7C 〜 ILCE-7CL ズームレンズキット
  • SONY α7 III 〜 ILCE-7M3K ズームレンズキット

今回の比較を表にしてみました

下の表は、同価格帯の5つの最新カメラとの比較表です。青字が揃ってるGH5 IIがいかに高機能&多機能、一眼で解ります。

有効画素数レンズ規格HDMI ライブビューHDMI無線ライブ配信USB給電/充電
Z 7 24-70 レンズキット4,575万画素フルサイズ・ミラーレスOK 同時記録可能Type C記載なし充電のみ記載
Z 5 24-200 レンズキット2,432万画素フルサイズ・ミラーレス記載なしType C記載なしOK
(別売)
EOS RP RF24-240 IS USM レンズキット2,620万画素フルサイズ・ミラーレス記載なしミニ記載なし充電のみ記載
LUMIX DC-GH5M2M 標準ズームレンズキット2,033万画素マイクロフォーサーズOK Type AOKOK
(標準)
α7C ILCE-7CL ズームレンズキット2,420万画素フルサイズ・ミラーレス記載なしマイクロUSB接続OK
(別売)
α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット2,420万画素フルサイズ・ミラーレス記載なしマイクロUSB接続OK
(別売)
手振れ補正・レンズボディ側動画性能動画撮影時間
Z 7 レンズシフト方式(別売)5軸4K/30p85分
Z 5 レンズシフト方式(セット品)5軸4K/30p29分59秒
EOS RP2軸電子5軸4K/25p29分59秒
LUMIX DC-GH5M2M2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)5軸4K/60p無制限
α7Cセット品は(ボディのみ)5軸4K/30p不明
α7 IIIレンズ内手ブレ補正方式5軸4K/30p29分

有効画素数は最下位!

申し訳ないのですが、これははっきり言います。有効画素数は比較した6機種中、最下位です。といってもニコンZ 7が4,575万画素なのがずば抜けているだけで、後は少し多いだけの話なので、まぁ、負けてるってほどの引け目は感じなくて良いです。特に動画では4Kの必要は満たしているので、なので、YouTuberにとってはそんなの大きなマイナスではないのです。また、多くの写真家にとっても2,620万画素と2,033万画素の違いは作品に差があるほどではないのです。

実際、有効画素数を比較すると、ほとんどのフルサイズ機がGH5 IIと同程度か少し多い程度の解像度なのです。フルサイズ機でもGH5 IIの倍近い画素数を持つのは、超高級機のほんの一握りなので、実際の写真の出来は同程度と推察されます。

比較した中で、NikonのZ 7だけは、はるかに負けていて、駅ナカの畳大ポスターを出力すると、流石に違いがわかるかなぁと思われます。でも実際は、意外と解像度荒く出してたりするんですよ。人間の目って、いい加減なんです。

ここからは怒涛の勝ち組宣言!

我が家が今回、高機能一眼レフを購入するに至った訳は、「撮影中、GF6の液晶は遠くて見えない」という妻のクレームから…なんです。じゃ、HDMI端子も付いてるしと、旦那が格安の8,000円モニターを購入したですが、撮影時は表示されなかったんです。初心者・ご家庭モデルGF6は撮った映像をそこにあるテレビで見るためのHDMI端子だったのです。

で、調べてみると、HDMIライブビューやHDMIバススルーがその機能だとわかりました。メーカーサイトのどこを見れば良いかわからなかったので、取説のPDFまでダウンロードして、確認しました。で、この機能がついてるのは、高額高機能の機種ばかりだとわかりました。もう少しできるできない、明記してもらいたい!

HDMIライブビューが可能な機種

USBとHDMI端子
USBとHDMI端子で給電録画と外部HDMIモニターが便利
  • NIKON Z 7
  • Lumix GH5 II

の2機種だけのようです。Z 5は使えるとも使えないとも書かれてないので、不明です。多分使えない。そしてHDMI端子がフルサイズのType Aなのは、GH5 IIだけなのです。あとはミニ端子やマイクロ端子…。多用するには不安です。

高機能手振れ補正が標準!

Lumixは手ぶれ補正が苦手と言われてましたが、昨今のGHシリーズやSシリーズはレンズと本体両方に手ぶれ補正機能がついていて、GH5 IIの手振れ補正は、めちゃくちゃ良くなってて、ピタッと止まるとレビューしてる人が多いです。また、各メーカーも力を入れています。ボディ本体とレンズ両方に手ぶれ補正機能は比較した5機種、全部についてるんです。ただ、Canonの本体側手振れ補正機能は信頼のある光学式ではなく、GoProなどアクションカメラでも採用されている電子式の手ぶれ補正です。また、ソニー、ニコン、キヤノンはセット内容によって、レンズ内手振れ補正機能がついてないものもあるので、注意して買った方が良いようです。

※LEICAブランドのレンズなど一部にはLumixもレンズ内手振れ補正機能がないものあります。その場合は本体で補正されます。機能を考えると、十分かな?という焦点距離の機種です。

4K/60p/10bitが可能

4Kが撮れないとカメラじゃないって時代ですよね。この4K映像の60Pっていうのは普通のハイビジョンテレビの解像4Kが撮れないとカメラじゃないって時代ですよね。この4K映像普通のハイビジョンテレビの解像度が4倍…。60Pっていうのは1秒間にパラパラっと動くコマ数も倍の60Pで、256階調の8bit=28から×2×2、10bit=210=1024階調で色、グラデーションを表現するんです。めっちゃ、滑らかなんです。これができるのはGH5 IIだけ…。他は4K/30Pまでなのです。どんだけデータ重いんだろ?約11億色ってなに?ただ、数万円という高額な超高速SDカードが必要なので、我が家はまだ買ってません。もう少し安くなるのを待ちます。iMacもHDDの容量が勿体無いので、編集できませんから、しばらく我が家は対応できないんです。WEBや書籍のデータって、意外とHDDの容量を食うので、僕のMacには7台の外付けHDDが付いてます。それでも足りないんです。

動画撮影時間無制限

そして、多分これはマイクロフォーサーズにした1番の利点なのですが、動画記録時間無制限なんですよね。

小さく省エネ、発熱量を抑えたイメージセンサーのおかげで、発熱量が抑えられた結果、動画の熱対策がとてもよくいったということらしいです。多くの一眼レフカメラが、EUの規制があって、税額が変わるから29分までしか撮れないの…。と、まことしやかに言われていたのですが、本当は、熱対策がうまくいかなかったから、できなかったらしいのです。それが可能になった…。

これは何がすごいかというと、次のUSB給電と合わせて数時間の長編動画番組が普通にこなせるということなのです。24時間のライブ配信とかも、可能ってことですね。

USB給電ができる!

これもありそうで、できるのはSONYの2機種とニコンのZ 5だけのようです。ただ、給電用のUSBケーブル付きの電源が標準で付属してるのもGH5 IIだけで、ニコン、ソニーは別売です。

無線ライブ配信が可能!

ライブ配信中
ライブ配信中

で、今回のPanasonicさんの1番の売りはこれです。

PCやスマホとケーブルで繋がなくても、ライブ配信ができる!画期的な一眼レフなのです。スマホとGH5 II、そして5G回線かWi-FI接続ができれば、なんとワイヤレスで世界とつながります。ためしにWi-Fiと4G回線のiPhone Xでやってみましたが、Wi-Fiは快適でしたが、4G回線は最低画質のみでした。野外から配信するには5G回線かWi-FIルーターが必要なようです。

このライブ配信、実はスマホなしでも可能です。Wi-Fi回線かWi-Fiルーターがあれば、MacやPCで設定したファイルをSDカードに保存し、読み込むことで、GH5 IIから直接ライブ配信をすることが可能です。なんとスマホもiPhoneもいらないということも可能です。

多機能勢揃いのGH5 II

これだけの多機能が全て揃っているのは、GH5 IIだけなのです。他にもSDカードがWスロットだったり、V-LogL撮影という、シネマティックな映像をチョイスできる機能など、まだまだたくさんの機能があります。

オートフォーカスも動画中に滑らかにピントを合わせるなど明らかにYouTuberを意識した変更がされていて、とても良く、人は後ろ頭でもピントを合わせる。我が家の愛犬まるにもピントを合わせてくれるので、とっても便利です。

LUMIX-GH5-II_M_5
LUMIX GH5 II

ジョイスティックやSDカードWスロットもついてましたよ!

SDカードスロット
SDカードWスロット

ファインダーを覗きながら、ジョイスティックででピント合わせができるんです。あれ、すごい便利です。また、SDカードスロットもダブル。メディア切れの心配がないです。これらの機能の多くはGH5からの継承であったり、改良されたものもあり、こうしてみてくると、GH5シリーズはとても使い勝手が良く、リーズナブルなのだとわかります。なのでGHシリーズはずっとYouTuber、動画制作者の評価が高いんです。

交換レンズもお得です

小型化の結果、標準はもちろん、望遠や広角など、交換レンズがとてもリーズナブルで、f値の小さな高額レンズもお手頃価格で手に入るのも支持者が多い理由だと思われます。我が家も4本目、5本目が買いたい!みなさん、チャンネル登録お願いします。イメージセンサーの小型な分、f値が小さいレンズはほんと嬉しいんです。これがお買い得に手に入るということは、フルサイズにはないメリットなのかもしれません。芸術的な写真も良いレンズがあると、撮りやすいと聞きます(持ってないからわからない…)。

静止画も美しい!

今回のモデルチェンジは静止画も良くなりましたと担当の方が言ってました。

まだ、使いこなせてないのですが、少しずつ、良さを発見して、さらなるレビューをお届けできるよう、頑張ります!Photoshoper歴約30年…。何万枚の画像を加工してきた経験から、GH5 IIは本業のカメラマンが必要なレベルの性能を存分にクリアしている…。「ここ、重要です。覚えておいてくださいね」と言ったのは、ほとんどのカメラマンが必要なレベルはカバーしていて、さらに動画が美しい…一眼レフカメラがPanasonicのLumix GH5 IIだからです。

最後に、この高機能てんこ盛りのミラーレス一眼が、とてもリーズナブルなんです。他のレビュアーの方が「GH5より6万ぐらい安くなってる」と言われてました。性能アップして、機能追加して、価格下げるって、GH6が控えてるからですかね?

なんにしてもPanasonicさん、ありがとう!なのです。

これからもまだ紹介できてない機能や、使ってみてのインプレッション。またそれぞれの機能の詳細など、アップしていきます。動画版も是非、見てくださいね!


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