トマトジュースでだし巻き卵ができるって、信じられますか？トマト味ではなく、捕獲的な和食の味のだし巻き卵ができるんです。日本料理の基本の鰹節や昆布などを使わないで、トマトジュースとケチャップ、生クリームという、普通のオムレツにケチャップをかけた時のような材料とお醤油で、できちゃうんです。でも本当なんです。トマトはグルタミン酸を含んでいるので、良い出汁が作れます。それも、とっても美味しいんです。
「トマトはよい出汁が取れます。昆布と同じグルタミン酸がたくさん含まれてます」とテレビで紹介しているのを聞いて、なら、だし巻き卵を、トマトと鰹節の代わりのハムで作れるのでは？と思い、いろいろ試してみました。海外に住んでたり、うっかり買い忘れたりと、鰹節や昆布などの出汁がないときにだし巻き卵が作れたら嬉しい人も多いのでは…？代替え品としてでなく、一つのレシピとしてもオススメの美味しさです。
いろいろ試してみました
最初はトマトジュースとハム。トマトジュースをたっぷり入れても、味が薄くて、入れすぎるとまとまらなくて、なので、こちらは諦めました。
トマトジュースを減らすと、作りやすいのですが、やはり味が薄い。ハムも食感がだし巻き卵に合わない、などなど、いろいろ試した結果、できたのがこちらのレシピです。
トマトジュースとケチャップがおすすめ
そして薄口醤油がオススメです
トマトジュースだけだと薄かったので、トマトケチャップを入れて、普通のオムレツのように生クリームを入れると、味が良い感じに馴染むことがわかりました。若干、洋食のような味わいがあるのですが、許容範囲かな？という感じです。
トマトジュースとケチャップ、生クリーム、まるで普通のオムレツの朝食ような材料で作る、だし巻き卵。ついでに四角い卵焼き器がないことを想定して、丸いフライパンでオムレツのように作るレシピにしてみました。もちろん、普通のだし巻き卵の作り方でも美味しく作れます。
YouTubeでレシピ動画公開中！
英語版レシピも公開してます
次回は、新しいだし巻き卵の作り方を紹介予定です。
トマトジュースのだし巻き卵のレシピ
トマトジュースのだし巻き卵［だし巻きオムレツ］
材料
- 3 個 たまご 室温で
- 0.5 大さじ トマトケチャップ
- 1.5 大さじ トマトジュース 大さじ３ぐらいまでは入りますが、難しくなります
- 1 大さじ 生クリーム
- 0.5 大さじ 薄口醤油 薄口醤油がオススメです
- 0.7 大さじ （または醤油） どちらかだけです
- 1 大さじ ごま油かオリーブオイル 炒め油です
- 適量 菜種油 油慣らしに使います
作り方
中火でフライパンを温める
- 家庭のガスコンロは真ん中の火力が弱いので、準備している間にフライパンを移動。全体をよく温めておきます。
たまご液をまぜる
- 卵を割って、トマトジュース、ケチャップ、生クリームを入れる
- 薄口醤油かお醤油を加える（薄口醤油がおすすめ・写真はお醤油です）
- 菜箸で左右に切るように混ぜる（空気が入らないように）
卵を焼く
- たっぷりの菜種油（サラダ油など）で油ならし。油壺に戻します。
- コンロを強火に…
- ごま油かオリーブオイル大さじ１ぐらいをひいて、たまご液を入れる
- 強火で一気に柔らかいクリーム状になるまでかき混ぜながら焼く。全体に火を通すのがコツです。まだしっとりしている間に、オムレツ状にまとめます。
- 菜箸と木べらで卵をまとめていく。少しぐらい、くっついたり、破れたりしても、大丈夫。卵の修復力はすごいので、まとめれば、形良くなります。
- コロコロコロコロ転がして、形を整えていく。作り方は同じですが、洋食のオムレツではないので、転がしながら、よく火を通してください。オムレツと違って、卵焼きは中まで火を通します。
７つぐらいに切って、お皿に盛り付ける
- 奇数に切った方が、盛り付けが美しいので、オススメです。家族の人数で、決めて良いです。
- 和風のお皿に持って、プチトマト（材料外）を添えて出来上がり。
Notes
あさりおんでは、基本のプレーンオムレツの詳しい作り方を紹介しています。そちらも是非参考にしてください。