2020年春、全国の小中高校が一斉にお休みに…。新コロナウィルス対策で休む必要まであるのか?という問題は、横に置いとくとして…。給食に出す予定の牛乳の行き先が困っているというニュース。大好きな牛乳が余ってしまうと大変です。みんなで牛乳飲まなきゃ!でも、飲むだけだとそんなに消費増えないですよね。じゃ、料理に使っちゃえ!ということで、牛乳とバターと小麦粉から作る、ホワイトソース、ベシャメルソースのレシピを紹介。基本の本格クリームシチューを作っちゃいましょう!他にもグラタン、ドリア、オムレツやオムライスのソースなど、いろいろ美味しく楽しめます。
バターからクリームシチューを作ろう!
そういえば3月なのに寒くなってきました。なので、お子さまにも簡単な、ホワイトソースの作り方を紹介します。最近ではカレーと同様ルーで作るのが当たり前のクリームシチュー。ですが、“ベシャメルソース(ホワイトソース)”から作ると、なめらかなミルク味。とっても美味しいんです。
作り方は簡単。
野菜スープを作って、入れるだけ。
基本的に、作り方は市販のルーを使う代わりにホワイトソースを入れるだけ。普段の作り方でも大丈夫です。お子さまのお手伝いにも最適です。野菜スープを作って入れるだけなので、クリームシチューのレシピは省略。ただ、ドボっと入れても溶けないので、お味噌のようにボウルで溶かして入れてねということを、詳しくは下記映像の終わりでも紹介。
伝えきれないので動画もアップしました
わかりやすくて楽しいレシピ動画、公開中です。ナレーションは我が家の愛犬まるです。
ベシャメルソース(ホワイトソース)
苦手な人も多い、“ホワイトソース”。実はとっても簡単です。詳しすぎるレシピだと、難しいんです。「小麦も牛乳も好みで成り行きで!」と“あさりおん”のレシピはとっても単純なのです。
お子様のお手伝いに最適です
子どもの頃、母が作ってくれるシチューが大好きで、作るのをせがむと「ホワイトソースはカンタンだから。作れ!」と言われ手伝って以来、ずーと僕の係りになった。母にとってはまぜるの面倒くさかっただけかも…。母は子どもを家事に巻き込むのが意外とうまかったのです。同じことを繰り返すのが好きな子どもの僕にとって、楽しいお手伝いでした。手早くまぜ、焦げ付かさないのがコツです。子供は得意なことができるとお手伝いしたいもの、「シチュー作るから、ホワイトソース作ってくれる?」
母との楽しい思い出です。
手間はかかるけど、化学調味料無添加
スーパーで売ってるクリームシチューのルウや顆粒ルウの裏を見ると、手軽にできるように様々な工夫がされていることがわかります。材料にこれだけ便利なものを入れてると、味付けもいらないのでは?と思うほど…。実際、レシピ見ると塩こしょうも書かれてないですね。手軽さを獲得する代わりに、わからないものを食べてるって心配する人も多いですよね。
そういう意味でも、牛乳・バター・小麦粉だけを使う、手作りホワイトソースは、良い素材を厳選して買う事もできます。自分の目で見て、選んで、家族の健康を守ることができます。
コストもトントン
ルウの値段は8皿分200円ぐらい。牛乳・バター・小麦、こちらの材料8皿分も我が家で約200円。節約主婦なら150円は当たり前!ってできるかも…。大量生産だからって、安いってわけではないようですね。
いろんな料理に使えます
グラタン、ドリアはもちろん、ハンバーグにかけるソースなど、様々なレシピに使えます。少しだけなら、もっと手軽に作れます。あさりおんでお馴染みのプレーンオムレツのソースにもオススメです。
ソーセージを一口大に刻んで炒めたフライパンに、保存しているホワイトソース大さじ2杯ぐらい入れて、牛乳で伸ばし、塩こしょう。レストランでオムレツにかかってる美味しいホワイトソースが手軽にできます。お試しくださいね。
プレーンオムレツの作り方はこちらへ
レシピはこちらです
ベシャメルソース(ホワイトソース)
材料
- 60 g バター
- 小麦粉 なりゆき
- 牛乳 なりゆき
作り方
ホワイトソースを作る
- バターを溶かしますバターを鍋に入れます。IHクッキングヒーターは保温”、ガスなら蛍火(いちばんの弱火)ぐらいで溶かします。
- 小麦粉を入れるバターが溶けたら、小麦粉をカレースプーンに山盛り2杯。小麦粉とバターを木べらで混ぜます。<ポイント>被膜ができます。焦げないように手早く。
- カスタードクリームぐらいになとおもちの間でクリームよりるまで小麦粉を追加する追加の小麦粉をカレースプーンで、加えます。量は鍋の皮膜がなくなり、おもちのようにまとまるまで…!
- 牛乳を加える弱火にして[3]に牛乳を少しずつ(0.5カップづつぐらい)加えてよく泡立て器でよく混ぜます。一度に牛乳を加えると、ダマになります。
- 最後に少し火を強めて泡立て器で勢いよくかき混ぜます滑らかなクリーム状になったら、ホワイトソースの出来上がりです。アイスクリームからソフトクリームの間ぐらいの固さに…。薄いクリーム色で牛乳がなかなか入っていかなくなったら、よい頃です。それを超えて、加えるても薄いクリーム状に増えていきます。冷蔵庫で保存するなら固めに(冷蔵は2〜3日程度)。
Notes
※目安の分量を書いておきます
分量は成り行きで、と紹介しましたが、やっぱり不安という方のために、動画撮影の時に測ってみました。4人前換算で、バター30g・小麦粉60g・牛乳150g。だいたい1:2:5の割合になりました。ただ、バターの種類や小麦粉の種類など、いろいろな条件があるので、計るより、感覚で決める方が美味しくなります。少し味見してみるというのも良いかもしれませんね。 特に牛乳の量は、作る料理やお好みで加減してください。料理の時に追加しても大丈夫です。ホワイトソース作りは子どものお手伝いに最適!
同じ作業をいつまでもやり続けられる子どもにピッタリのお手伝いです。IHクッキングヒーターか、カセットコンロにお鍋をかけて低いテーブルでやると、楽しい時間になります。
お鍋をひっくり返して、やけどしないように気をつけてネ。
※お子さんに手伝ってもらう場合の注意点
下記は気をつけてもらいたい注意事項です。普通に行えば危険はありません。
- お手伝いをしてもらう時は保護者がついて、責任を持って行ってください。
- IHクッキングヒーターの時は電源コードに気をつけてください。
- 肌に熱いソースがかかったりしたら水道の水ですぐに洗い流してひどい場合は病院へ。
- ソースができたあと、完成したものを火にかけっぱなしにすると、爆発することがあります。忘れずに火を消しましょう。
次はどんな料理を紹介しようかなぁ!