迎えてくれたのは沢山のハーブ
僕の方が興味があると思って、「行くんなら着いて行くわ!」という姿勢だと思ってた奥様。「豈図らんや」とはこういうシチュエーションを言うのかも。
六角形のハーブ畑の混植されたハーブを見て、少女漫画に目を輝かせるティーンエイジャーのように興味津々。これはミント!これはカモミール!これはラベンダー?これは?と箕浦さんに質問攻め。「旦那さんは写真撮ってもらって、奥様はじっくりいろいろ見てください」と箕浦さん。
我が家もトマトのそばに植えてるバジル。ここでは一角にバジルのエリアが。バジルは草に負けると成長が悪くなるので、このエリアはちゃんと草引きが終わってました。そばのミントは虫除けの役目を担っているそうです。これは今年種をまいた物ではなく、昨年と同じところに種が落ち、自然に育つのだそうです。
種って、収穫しなくても、自然にほっとけば落ちて次の年にならないのかな?って思ってたけど、実践されてました。すごい! 我が家のハーブ花壇もそうなったら良いのですが、小さいから、どうなるやら……。
野菜もいろいろ、いろんな場所に!
草に囲まれていても、ちゃんとエリア分けされていて、様々な野菜が計画的に植えられてます。トマトは畳3枚を縦に敷いた位の畝に竹の支柱を立てています。
最初に目に入ったのが我が家より生長の遅いトマト。「これは勝った!」と思ってその先を見たら、もう実がたわわになってる株が……。よく見ると、もう実がなってる株、第1花が咲いたばかりの株、植えたばかりの苗と、日にちをずらして植え付けた株が……。収穫時期をずらしてるんですね。
他にも、もう実を付けてる茄子、キュウリ、ジャガイモ,カボチャなど、いろいろな野菜がうっそうと茂った草の中に。我が家では種から育てたネギは細いまんま、太くならないのかなぁ?って思っていたら、収穫して分けつさせた方が太く育つことを伺いました。
分からない事だらけなので、これからもいろいろ教えてください!
よろしくお願いします!
今日の作業は里芋の畝の草刈り
里芋も畳数枚分の長さの畝。ここでは育てたい物を育てたい人が植えて行くそうです。でも、作業はみんなでしているのかな?お邪魔した時の箕浦さんたちの作業は里芋畝の草引き。「本当は刈ったほうが根が土に残ってよいのだけど……」と言いつつ次々抜いて行くお二人。すっと抜けるほど柔らかな良い土なので、たしかに根っこから抜いても大丈夫なのかも。さすが大胆です。
自然栽培といっても草ぼうぼうに放っておくのではなく、野菜の成長にちょうど良いようにコントロールするので、いろいろな手間がかかります。初心者の僕は本を片手に分からない事だらけなので、ドキドキしながら観察しながらの栽培ですが、慣れてる方はどんどん作業が進んで行きます。
野菜の畝の周りにはよもぎやしそなど食べられる野の草花もたくさん。なかなかホームセンターやネットでは手に入らない物がたくさんこの農園にはあったので、少しずつ株を分けてもらいました。ありがとうございます。
右の写真はよもぎ。
「えぇぇ!こんなに大きくなるのぉ!」って驚きました。よもぎ摘みに行ったことあるけど、小さい時に摘むから成長したの見たことなかった……。
よもぎはがん予防にも良いと聞き(意外と健康オタク)、よもぎ餅も大好きだし、クシュクシュってして虫さされの時に使ったり、と便利なので、とても欲しかったのです。なので1株分けてもらってきました。
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