クリスマスなので、大工さんの現場見学へ

【伝統建築現場レポート(番外編)】大工さんの作業場見学 2014年クリスマスイブ


棟梁は大物

人物も棟梁は大物だと思うのですが、大物担当ということです。檜の柱を外の作業場で削ってました。

一人小屋の外で大型のツールで檜を削っている棟梁伺って、作業場をのぞくと、棟梁の姿が無かったので、棟梁は?と聞くと、隣を指差した皆さん。のぞいてみると、外の広い作業場で檜の柱を大きな電動角のみで削っていました。
卦書きのあと、割れすぎないようにノミで端を彫り込んでおきます。角のみを当てる前に、もちろん卦書き。そのあと割れすぎないようにノミで端を彫り込んでおきます。
大きな電動の角のみで一気に仕口の穴をあけていきます。この中で梁同士がつながれて、込み栓で留められるそうです。 大きな電動の角のみで一気に仕口の穴をあけていきます。この中で梁同士がつながれて、込み栓で留められるそうです。カメラマンも小さな角のみ(電動ではないです)を買ったばかりだったので、真剣に見学。
とても大きな音なので、ヘッドギアーが欠かせません。アメリカンな棟梁。 とても大きな音なので、ヘッドギアーが欠かせません。アメリカンな棟梁。
刃の部分の動きはこんな感じ。 刃の部分の動きはこんな感じ。四角いのみの中にドリルが入っていて、一気にほぞ穴があいていきます。しっかり柱を挟んでから一気にあけるんですね。
同じ穴なのに、入り口と出口では大きさが倍違います。出来上がったほぞ穴。同じ穴なのに、入り口と出口では大きさが倍違います。
二つの梁が中で交差してつながるのだそうです。 二つの梁が中で交差してつながるのだそうです。

2ヶ月ぶりぐらいに大工さんたちとのお八つと現場見学。楽しいひとときありがとうございました。

あさりおんの見学歓迎!という大工さん、ご連絡お待ちしてます。また、大工さんや左官さん、突然見学させてくださいと連絡するかも知れません。ぜひよろしくお願いします。