鰹節と昆布は出汁をとるのにもう一度、そのあともお惣菜にすれば捨てるところがありません。一番出汁をとった後の昆布とかつおぶしを使って、二番出汁をとります。
二番出しは煮物やお味噌汁に
一番出汁ほど濃くはありませんが、煮物などちょうど良い濃さの美味しいお出汁がでます。一番出汁はお吸い物に、二番出汁はお味噌汁や煮物などにと覚えておくとよいです。
昆布と鰹節はお惣菜に
二番出汁をとった残りの昆布とかつおぶしは細かく刻んでふりかけにすると無駄がないですよ!すぐに使えない場合は冷凍しておいても大丈夫です(あまり長期間冷凍すると風味が落ちるので出来るだけ早めに作ること)。昆布と鰹節の利用方法もいずれ紹介します。
週に1〜2度まとめてひきましょう
一番出汁も二番出汁も料理の都度ひこうとすると大変なので、一週間に1〜2度まとめてひくと楽です。容器に入れて冷蔵庫で保存。2〜3日で使いきるようにしてください(日持ちは保存状態によるので、必ず味見して使うようにしましょう)。
二番出汁
二番出汁は一番出汁の時の八割の分量の水を使ってゆっくりとエキスを抽出します。二回目の出汁なので一番出汁に比べると味も色も薄いですが、お味噌汁や煮物などに使えます。
皿数: 6 杯分
カロリー(1人前): 4kcal
材料
- 1.6 リットル 水
- 10 枚 昆布(5×5cmぐらい) 一番出汁で使った昆布
- 40 g 鰹節 一番出汁で使った鰹節
- 1 つかみ 鰹節
作り方
- 一番出汁で使った昆布と鰹節を入れて、分量(一番出汁の八割の分量)の水を入れて火にかける(中火の強くらい)。
- 煮えがついたら、新しい鰹節を一つかみ加える(“煮えがつく”とはほとほとと沸騰して泡が立ち始めた頃のこと)。
- 弱火にして25分ゆっくりと煮る。
- ザルで漉してできあがり!一番出汁と違って、しっかりと絞ってよい。
- 冷蔵庫に入れて保存。2〜3日で使いきる。それ以上になる場合は冷凍保存にする。煮物などに使用する。
Notes
※出汁のカロリーはお椀一杯分の分量です