測る→刻む→張る 床板張り作業も大変

【伝統建築現場レポート】床板張り① 2014年7月3日

隣の板とは本実継ぎ。とんとんと叩いてあわせます。きちんとあわなければ、はずして調整も。

7月の下旬、いよいよ床張りが始まりました。もちろん杉の無垢材です。無垢材ばかりを使って建てられている伝統構法の建物では、一つ一つの部材を実寸で計測して張っていきます。無垢材の曲がりや歪みをこうして調整していくのです。

また、一枚一枚の板の善し悪しも吟味する為にも必要なことのようで、節の多い見た目のちょっとという板は目立たない部屋や部分に使います。これは壁板も同じです。一つ一つの板を手間を惜しまず確認しています。

「測る→刻む→張る」詳細説明は次ページへ