嵐の日でも安心、杉板張りの妻壁と外壁
妻壁の下の壁面は東西南北すべて窓の部分も含めて上から下まで通しの一枚板。窓の部分は一枚の板を寸法を測ってカット。その間の板は上下続いた5mの杉板が一枚、縦に張られています。デザイン上の工夫と共に、上下の板をつなぐ必要がないので雨水が壁の内部に染み込むのを防ぐ工夫でもあります。そのために5mの長い板を特別に製材してもらったそうです。
5mの長材の杉板と独立した妻壁
その為にもう一工夫したのが裏面の妻壁、さらに長い7mの板はさすがにコスト高すぎるので、妻壁部分は独立した作りに。まるで上着を羽織っているよう、雨水が内部に染み込まないように工夫されています。
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