窓と穴が無ければ……。
外壁の壁板を張るのって、窓と穴が無ければ、ほんとにとんとんとすすんでいって、多分全部張るのに1週間もかからない早さなのですが、窓と穴の個所は板を切り欠きしつつ張って行くので、倍以上の半月以上かかりました。大変な作業です。
そんな中で、ど素人のレポーターはこんなにきれいな穴、しかも別々の板にまたがった穴がどうしてピッタリ合わさるんだろうと、まじめに悩んでおりました。
ある日、現場でその作業を見学して、あ、そうするのね!とごく当たり前の作業に気がついてなかったことに……。その作業はこちらです。
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不要な穴がなくても審査に通ってほしい。
ホルムアルデヒドで有害な気体がたくさんでる新建材がふんだんな家を基準に法律が出来ているので、現在の建築基準法では必ず吸気口と排気口が無いと法的チェックが通りません。実際は窓も沢山あり、この家にはほとんど新建材がないのでホルムアルデヒドの心配は無いのですが、それでも穴が無いと検査に通らないのです。伝統構法の土壁の家には、あまり必要の無い穴を付けなくても許可が下りるようになってほしいですね。不要なものはなくせたらいいですね。
穴あけ作業のムービー
2枚の壁板を仮につなぎあわせてから穴をあけます。
吸気口部分の壁板張り
組み合わせて穴をあけた杉板を一度ばらして一枚ずつ張っていきます。パイプが土壁に先に取り付けてあるので、本実(ほんざね)のオスとメスを合わせるのがたいへんです。
次のページはちょっとおまけ的なレポートです。
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