梅雨の声とともに巷に並ぶのが青梅。東京のスーパーでもこの時ばかりは、季節感いっぱいになります。青梅といっしょに氷砂糖や瓶なども一緒に並べてあって、「さぁ、漬けてみてくださいな!」と言ってるようです。
簡単でおいしいシロップができるので、お子さんがいるご家庭はいっしょに作ってみてください!炭酸水で割って梅ジュースにしたり、かき氷にかけたりして、夏中楽しめますよ。梅は湿度が高い日本にはぴったり。暑気払いの役目があり、昔から食されていた貴重な日本の食べ物です。
昔の人は、梅干しだけでなく、梅シロップ、梅酢、梅酒、梅肉エキス、煮梅などなど、梅だけで何種類もの保存食を作り、それを「梅仕事」と呼んでいたようですね。日本人の生活とは切っても切り離せないありがた〜い食べ物なのです。
二日目ぐらいに水が出てきたら、毎日2〜3回、水が梅全体に回るようにくるくると瓶を回してください。2週間ぐらいで出来上がります。半年ぐらいを目処に使い切ってください。
梅シロップ
米酢などを足す作り方もありますが、ここでは青梅と氷砂糖のみのシンプルなシロップをご紹介します。瓶をきっちり殺菌することからはじめてください! シロップと4倍くらいの炭酸水を混ぜると美味しい梅ジュースができる。ぜひお試しを。
皿数: 40 杯分
カロリー(1人前): 207kcal
材料
- 1 kg 青梅 (a Japanese apricot)
- 1 kg 氷砂糖 rock sugar
作り方
- ウォッカで消毒 まず、瓶を殺菌する。お湯で煮沸できればベストだが、アルコール度数の高い焼酎やウォッカでも可。布に含ませたウオッカなどで瓶の口や中を丁寧に拭く。
- 氷砂糖を一段敷きます 氷砂糖を底に平に一段敷きます。
- ミルフィーユのように交互に梅と氷砂糖を並べます ミルフィーユのように梅と氷砂糖を交互につめていく。
- 広口いっぱいまで氷砂糖を埋めてフタをします 瓶の広口の上まで氷砂糖を敷き詰めて、フタをして、冷暗所におきます。
- 水が出てくるので、くるくる回します 水が出てきたら、1日、2〜3回、くるくると混ぜてあげる。2週間後くらいから梅シロップのできあがり!半年を目処に使い切る。梅は1ヶ月〜1ヶ月半くらいの間にとりだしておくと良い。写真は一週間目。
Notes
※梅シロップのカロリーは100g辺りです。お水で5倍に埋めるので、コップ1杯200mlだと41kcalぐらいです。
※梅シロップのカロリーは“カロリーSlism”より引用しました。