『22世紀の古民家を作る』という無謀な目標で始めた我が家の建設。今日の荒壁付けでやっとその全貌が見えてきました。伝統構法の柱と梁と貫、そして土壁。この二つだけは欠かせないと都倉棟梁と江原親方に是非にとお願いしました。
無理なお願いにもかかわらず、妻壁までキチンと荒壁。絶対22世紀に、この家は古民家として残します!
「それまで生きてやる!」(2101年は推定137歳!)
ま、生きてるかどうかは別にして、この家のような伝統構法と土壁の家は、たぶん東京23区内にこの数十年、そんなに多くは建てられていないでしょう。予算豊富なお金持ちがこだわった家は別ですが……。なんとか庶民の私たちが手に届く予算でなどというのは、もしかすると初めてのことだったのではないでしょうか。
私たちには大きな一歩ですが、こういった家が少しずつでも増えていく、そんな夢の小さな一歩になれたら「うれしいな!」といつも考えて大工さんや左官さん、職人さんたちのお仕事をレポートしています。是非、皆さん、こんなのやってる人たちがいるんだよぉ!って周りの人に紹介してくださいね。
現場を見たい方、見学希望の方、こんな家を私たちもという方はストゥディオ・プラナまたはあさりおん編集部へお問い合わせください。
林さん、職人の皆さん、これからもよろしくお願いします。
荒壁付けに集まった左官さんたち
今回は江原さんと4人の助っ人さんが作業してくださいました。経験と技能を持った方々が集まってくださいました。
ありがとうございます。
荒壁付けも22世紀の古民家プロジェクトではとても大切なイベントなので、3日間連続であさりおんにアップしました。そういえば、江原さんが「なんだかんだ言って毎日会ってるね」とちくり、いっぱしの記者のように毎日取材にお邪魔しました。変化の大きな数日でした。次のレポートは『荒壁乾いてきました!』です。
左官さんたちの熱意で23区内でも土壁が出来ました。ありがとうございます。