4月に入ると、筍が出回るのがむしょうに待ち遠しくなります。今はたいていの野菜は一年中スーパーに並びますが、旬にしか出会えないものはよけいに楽しみになります。我が家ではこの時ばかりは京都産の小ぶりのたけのこを目当てに池袋東武のデパ地下に走ります。
YouTubeで“たけのこ”を茹でてます!
〜春は筍まずは下茹で〜 2020春バージョンをアップしました
実はこの東武百貨店の食材コーナーは都内随一という程のよい食材が売られてて、しかもお手頃な価格の品も多い。野菜もお魚もうれしい売り場です。本館と新館の2カ所に売り場があって、競っている感じなのが良いのかもしれませんね。たけのこは本館の売り場でいつも買ってます。お肉は新館がおすすめ。お魚は双方頑張ってます。テレビでマツコ・デラックスさんもおすすめしてました。
たけのこは九州や関東の大ぶりのものも歯ごたえがあって美味しいのですが、京都の小ぶりのたけのこはとにかく柔らかくて風味があり、ほんとうに美味しい。お値段は少し高めですが、それでも年に一度のことなので奮発。といってもべらぼうに高いわけではありません。今年購入したのは、小ぶりのものが6つで1380円でした。今回の倍の量で品質の良いものが一箱2,000円ぐらいで売られていることもあります。
ちなみに、水煮の状態で売られているものは、1本950円もしてました。
ひえぇ〜。いくら年に1度といってもさすがに高すぎ。それでも結構買って行く人がいたのには少々驚きましたが、1本なんてすぐなくなっちゃう。こりゃぁ、自分でゆでるっきゃないです!多少の時間はかかりますが、難しくありません。
たけのこを満喫したかったらぜひ家でゆでて、たけのこご飯、まぜご飯、煮付け、たけのこステーキ、木の芽和えなど、たけのこを思いっきり満喫しましょう!竹冠に旬と書くのですから、やはり旬が大事な食材ですね。
今回の「たけのこの水煮」の方法は料理研究家の辰巳芳子さんの『慎みを食卓に』に基づいています。とても格調の高い文章で、料理の旬を伝えています。ぜひ、一家に一冊のお勧め本です。
その他の辰巳芳子さんの書籍やDVDを【すずめのストア】のカテゴリー《お料理_辰巳芳子さん》に集めてあります。こちらからもお求めいただけます。
たけのこ茹でたら、筍ご飯
たけのこ茹でたら、まずは筍ご飯ですよね。さっぱりした炊き込みご飯も美味しいですが、コクのある鶏モモと筍の混ぜご飯は絶品です。おためしあれ!
レシピはこちら
たけのこの水煮
材料
- 6 本 たけのこ 小
- 約1 カップ ぬか
- 数 本 赤とうがらし
作り方
準備
- 太い部分の外皮だけ数枚はずす。ぼつぼつがある辺りだけ。
- たけのこ根元の堅い部分を切り落とす
- 穂先を斜めにカット
たけのこを茹でる
- 鍋にたけのこを入れ、かぶる位の水を注ぎ、米ぬか、赤とうがらしを加えて落としぶたをして火にかける。
- 沸騰したら中火にして60分〜1時間30分程煮る。水がなくなったら途中で足す。
- 竹串を刺してすっと通るまでゆでたら水にとる。たけのこを取り出して洗い、皮をはずす。 細いものは短い時間で火が通るので、くしがすっと通ったら先に上げる。
火が通ったら、煮汁につけたまま一晩置く
保存する
- 外皮だけはずす。黄色いやわらかいところは皮に見えても食べられます。黒いところだけ切り落とします。
- はずした皮も、柔らかい部分はお吸い物などにできるので、捨てずに使いましょう!
- 包丁を当てるぐらいでやわ皮は切れます。きれいな黄色い部分です。
- ゆであがったら水につけて冷蔵庫で保存。
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