込み栓を入れて貫を固定
柱にあけた穴と貫の隙間に込み栓を入れて貫を固定。これでこの家の建て方は終了。ここで仮の筋交いは取り払っても家としては成り立ちますが、二階と屋根をつける間に家を揺らすので、このまま作業を続けるそうです。伝統構法の家は筋交いは必要ないのです。
貫の込み栓打ち
仮の筋交いを入れ、ゆがみを全てとったあと、貫と柱を楔で固定。丁寧にたたき入れています。 |
助っ人の亀田さん
真剣な表情の助っ人の亀田さん。棟梁の友人で我が家の隣の地区にお住まいです。カメちゃんがニックネーム。「この家はいい!」とほんとに喜んで助っ人してくださって、ありがとうございます。ほんとに近所で我が家の散歩コースにお住まいとのこと、これからもよろしくお願いします。 |
込み栓
柱と貫を固定する楔。楔は専門の業者がいて丁寧に作ってくれてます。きちんとスリットが入っていて、昔のくさび形の物と同じ働きをします。小さな部品にも意味がある。 |
楔はいりました。
楔を入れた柱と貫。これでしっかり固定され地震の揺れにも耐えます。隠れてしまうので、もったいないのですが、Macを作ったジョブスもびっくりしそうな、ほんとに奇麗な作りです。日本の伝統にこそ、影の美があるのです。 |
梁と柱の仕口
しっかりとした梁と柱。キレイにつながってます |
次ページへ
Be the first to comment