新作:昭和レトロなオムレツレシピ動画公開中!
プレーンオムレツのレシピ動画、新作をアップ。昭和レトロで見やすい映像。美味しそうです。
マスターしたら朝食がホテルのように!
オムレツって、難しい。まったくその通りです。特に卵と生クリームだけのプレーンオムレツはとても難しく、「プレーンオムレツは料理の基本。料理人の腕が分かる」と言われます。材料の善し悪しよりも手順と火加減で味が変わるのがこの料理です。
レシピ本やレシピサイト、Youtubeでいろいろ見たけど良く分からなくて、試行錯誤でやっと毎日美味しいオムレツを焼き続けて、なんとかコツがわかってきました。プロでない普通の人だからこそ書けた、簡単レシピです。
外はホワッと黄色い卵色。中はとろ〜りとしたクリーム状のふわとろプレーンオムレツ。焼きたてはふわふわの口当たりで暖かく幸せな味です。このレシピで練習すれば、朝食がホテルのブレックファストに!
動画には鉄のフライパンを使いました。
フライパンて、すぐに使えなくなるの!という声を聞きます。テフロンコーティングのフライパンは便利だけど、いつの間にか具材がひっつき始めて、料理がうまくいきません。昔からある鉄のフライパンは、錆びたりこびりついたりと面倒!と思いますよね。
鉄は日々のちょっとした使い方で、テフロンより使い勝手よく長持ちです。使ったら、熱いうちにたわしで水洗いすること。焦げ付きだしたら、油慣らしをする。それだけのことで長持ちします。
解説が詳しい旧バージョン。こちらもお勧め、他にもオムレツ関連動画をアップしています。見てねぇ!
新しいオムレツレシピを作りました。
オムレツは蒸し料理。たまごで包むと…
中身の入った、オムレツも美味しいですよね。でも、別に炒めて、オムレツで包む。フライパンやお皿が増えて、大変です。そんなズボラが作った新作レシピ。是非お試しください。こちらもYouTubeで紹介してます。
わかりやすいコツのレシピです
ふわっととろけるプレーンオムレツ
材料
- 3 個 卵 一人1個半で計算
- 1/6 カップ 生クリーム お好みで加減
- 1/4 カップ または牛乳 お好みで加減
- 3 つまみ 塩
- 少々 コショウ
- 1 かけら バター 適量で
作り方
下準備
- 卵は調理の1時間から30分前に冷蔵庫から出しておく。我が家では卵はカゴに入れて常温保存。
- 材料を混ぜる前に、フライパンを中火にかける。自動温度調節(加熱防止機能)で弱火になったら、そのままに……[自動調節がない場合は、しばらく中火で熱したあと、弱火でキープ]。
- 卵を割って、ボールに入れて生クリームを入れた後、塩コショウをする。
- 泡立てるようにではなく、お箸を素早く左右に動かして、卵を切るようにまぜる。
オムレツ作り
- 強火にした後、一呼吸。手をかざして熱!ってなったら、オリーブオイルをフライパン全体に行き渡らせ、バターを入れます。
- バターが1/3が残ってぐらいで、卵をプライパンに一気に入れて、フライパンを揺すりながら、手早くかき混ぜます。
- ゆるゆるの半ナマ状に固まってフライパンの地肌が見えたら、中火に落とす。菜箸で卵を奥に寄せます。見た目は気にしないでフライパンの半分位に寄せる。フライパンにひっついてたら、卵を浮かせれば大丈夫。熱で卵の皮ができたら、外れます。
- フライパンの柄を持ち上げてトントントンと叩くと、くるりと丸まっていきます。フライパンにくっついていたら、ヘラか菜箸で卵を持ち上げてフライパンから剥がします。この作業は手早く。そうすれば、破れてしまっても、中の卵汁が傷を修復。
- お皿にくるっと入れて出来上がり。茹でたブロッコリーなど、季節の付け合わせ。お好みでケチャップかデミグラスソースをかけて召し上がれ。
新しいレシピ動画をアップしました。観てくださいね!
Notes
IH調理器でも作れます!
今回のレシピはガステーブルで書きましたが、以前のレシピはIHで書きました。プレーンオムレツを扱った多くのサイトではIHでは難しいと書かれてますが、IHでもガスでも同じ感じで出来ます。
他の方やプロの調理人のレシピでは強い火力で一気に作るので、IHでは鍋ふちが暖まりにくいのですが、よく温めた後、調理で揺さぶる時はIHコンロから離さないように、ゆする時も同様です。丸めるのは菜箸で。温度管理ができれば、IHでも同様にできます。
次ページではちょっとしたコツを紹介します
おいしいレシピ動画をYouTubeにアップ
一番大きなコツは卵を常温に!
レシピを書いた後も、うまくいかない時とうまくいく時があって、気が付いたことが…。たまごの温度だったのです。卵を冷蔵庫から出して直ぐに調理すると、せっかく温まったフライパンが一気に冷めてしまい、フライパンに引っ付きやすくなってしまうことがわかりました。それ以来、我が家では卵は常温保存です。
1週間で使い切る量を買ってきて、カゴに入れてます(冷蔵か常温かは各自の生活習慣にあわせて検討してください)。冷蔵で保存する場合は30分から1時間ぐらい前に冷蔵庫から出してください。
火加減と手早さが大事。恐れず騒がず集中して!
オムレツ作りはフライパンを火にかけるところから……。
手順通りに行うと火加減がちょうどいい感じに……。
オムレツがまとまっていくのはフライパンの縁。そこをしっかり温めておけば、卵は自分で丸まっていきます。火加減が強すぎると、バターが焦げ、オムレツの表面が茶色い焦げ色に。フライパンが暖まっていないと、卵が鍋肌に引っ付きます。
こつは何よりも手早く 最初はきれいでなくても、中の卵汁が染み出て傷口を補修するので、一気にまとめる。傷口補修に卵汁が少し染み出るようにトントントンとフライパンを軽くたいててみるのも効果的。
生クリームがないときは牛乳でもOK!
牛乳は生クリームの1.5倍ぐらいの量で。生クリームを使っても毎日作れば賞味期限ぐらいで使い切ります。
専用の小型フライパンを用意しましょう!
フライパンは20cmぐらいの小さなサイズをオムレツ専用に用意しましょう。 ニオイがつかないようにと言われてますが、理由は単純、他の具材のこげ跡が卵の滑りを悪くするからです。使った後はきれいに洗います。それもコツ。
鉄のフライパンにチャレンジを!
テフロン加工のフライパンは使っているとくっつき出します。その点、鉄のフライパンはちゃんと油慣らしができると、テフロンのようにくっつきにくく、くっつき出しても、油慣らしをもう一度すると、復活します。栄養的にもフライパンから鉄分が溶け出すので、家庭料理には鉄のフライパンがぴったりです。
オムレツは西洋料理の基本
とよく言われますが、その理由がちょっとわかってきました。プレーンオムレツが上達すると、材料に火が通るってことはどういうことかが分かるようになるんです。我が家のステーキとかも美味しくなったかも…。
次ページでは豊富なバリエーションのオムレツレシピを紹介します
おいしいレシピ動画をYouTubeにアップ
オムレツはバリエーション豊富!
応用をレシピ紹介!
オムレツはアイデア次第で、バリエーションが豊富です。特に紹介したいレシピを書きました。あわせてご覧ください。
たけのこ入り出汁巻きオムレツ
春、筍の季節、出汁の効いた出汁巻きオムレツをご紹介。 しゅわふわの出汁巻きオムレツと筍の歯ざわりが絶品です。卵を抜いて“だし巻きオムレツ”もおいしいです。
超簡単!スイートコーンオムレツ
夏にピッタリ、トウモロコシをゆでてスイートコーンオムレツ。 甘くておいしいトウモロコシが幸せな気持ちを掻き立てます。