設計士の林さんと現場見学へ

土壁と伝統構法の家は木材利用ポイントにピッタリ。 2014年6月23日


とても大切な現場での打ち合わせ

我が家は昼間も動けることが多いので、林さんが現場に行く時には出来るだけご一緒しています。棟梁はもちろんですが、施主が決めないと決まらないことも多いので、意外と大切なんです。現場での打ち合わせ!

書斎のコンセントの位置、ダイニングのテレビコンセントの位置など、具体的に現場で確認していきます。ということで、ご一緒した現場の様子です。

大工の棟梁と、左官の親方の渾身作の東面の壁。この日、初めて見てうれしそうな設計の林さん。思った以上のできばえで感無量って感じでした。
ほんとにこの東面の壁はきれいです。本漆喰堅押えの妻壁と杉の板壁のコントラストが素敵です。
こうして外観を見ても分かるのですが、我が家には多摩産の杉と檜がふんだんに使われています。

木材利用ポイント申請予定

いま、日本の森を守ろうという取り組みが林野庁を中心にすすめられています。それが木材利用ポイントです。

日本の森の木を使って家を建てたり、リフォームしたりすると、使用割合に応じてポイントがもらえます。そのポイントを使って、追加の内装工事や木製の素敵な家具等の購入に充てることが出来るので、とても助かる制度です。

こじんまりした小さな我が家ですが、木材利用率は一般の住宅の倍以上なので、とても良い条件でポイントがいただけるようです。

この日はその申請書の撮影のためにポスターを作って写真を撮ることも大切な目的の一つでした。

いつも林さんの写真を撮り損なってるので、今回は林さん押しで撮影。林さんが撮ってるこの写真大切なんです。木材利用ポイントの申請書に添付します。

木材利用ポイントのポスター

ストウディオ・プラナさんからの依頼で。デザインオフィスまえかわが制作。素敵でしょ。ストウディオ・プラナの現場では、今後も張ってくださる予定らしいです。ちょっとうれしい。

素晴らしい大工さんの技を見慣れてるはずなのに、素敵な仕事を見てとてもうれしそうな林さん。ほんとに良治さんと棟梁のお仕事は丁寧できれいです。
この家の内部も土だけでなく、たくさんの木材が使われています。床と天井、階段や内壁は杉材。お風呂の天井と壁は檜です。なので、内部にもポスターを貼ってパチリパチリ。
施主さんとまると設計士さん。なんだか和気あいあい。まるは林さんが大好きなので、林さんの車が現場に来るだけで、しっぽを降り始めて大興奮。遊んでもらえるって思い込んでます。
もうすぐ床が張られます。梁の上のスリットは電気の配線。梁の中にこうして隠されています。左右の梁が少し下げてあるのは外のベランダを支える腕がこの梁の延長だからです。細かな所まで考えられて設計されています。
前回まで4階のレポートでお届けした外壁工事、南面の外壁も張り終わり、我が家の外壁工事完成しました。張ったばかりのこの頃は縞模様がくっきりしていたのですが、一月以上たった今は、しっとりしたブラウングレーの素敵な色に整ってきました。後日アップします。

次回は少し時間が戻って、浴室工事のレポートです。ユニットバスは避けたいとお願いして、しかもコストは出来るだけ安くという無理な注文。そのために、とても斬新で素敵な浴室になりました。工事の様子をご覧ください。