半端じゃない昇り降り。壁板張りは大変

【伝統建築現場レポート】外壁工事・壁板張り① 2014年6月13・14日


家造りはいろんな人たちが入れ替わり立ち替わり様々な分野で働いてくださいます。この日現場に伺ったら、江原さんが何やら丸いものをお風呂場で作ってました。これは私たちも働かなきゃ!と残っていた杉板の保護剤塗りをやり終えました。

良治さん、お昼に一休みしたら、のみやかんなを研いでます。やはり刃物が大事なんですね。
この日は江原さんが何やら作っています。左端のこての横、ハシゴの下に置いてある丸の定規の板一枚を使って、円柱を4つ浴室に設置。
数日後に乾いていた円柱。実は浴槽の脚台です。この上に100kgのホーローの浴槽が乗せられます。誰かプリンみたいに型でパコって感じで作ったの?と言ってましたが、一つ一つ手作業です。
この日、たまたま棟梁の側で作業していた江原さん。罫書きのお手伝いに。修行僧のよう……。
きれいに張られた外壁。自分の家ながら美しいでしょ!張ったばかりはこのように板の色が不揃いですが、数週間経った現在は色が落ち着いてきました。後日またどこかにアップします。お楽しみに。
窓があると、作業が複雑で大変なんです。見上げてとったら写真の角度が変ですが、床ではなく壁です。
少し残っていた板壁の保護剤塗り、この日、やっつけてしまいました。東と南面の壁も胴縁が貼り終わっています。
妻壁と壁板。出来上がるとこんな色合いに!次回はここに実際に板が差し込まれていきます。楽しみです。
次回も外壁の壁板張りをレポート、美しい白漆喰の妻壁部分の板張りです。お楽しみに。