妻壁下地_砂漆喰塗り
細かい所も丁寧に。本漆喰を塗る時の土台ですから、手を抜きません。左官さんの手の技をご覧ください。
【左官作業の音】_チリ拭きの水切り音
左官作業のほとんどはとても静かな作業。といっても、親方と若い衆がいろいろ打ち合わせしたり、冗談言ったりと話し声までない訳ではないのですが、作業自体はとても静かな音ばかり。そんな中でこの刷毛の水を落とす時にバケツの縁をたたく音だけは甲高く響きます。とてもリズミカルなドラムのような音を撮影してみました。江原さんによると左官さんはこの音だけはそれぞれいろんな音を奏でるそうです。静かだからこそのこだわりのようです。 でも、スローモーションでよく見ると、一定の水の量に保つための工夫にも見えるのですが、どうなんでしょう?
次回は左官仕上げの妻壁『本漆喰硬押え一分五厘面尾垂れ』です。おたのしみに。