国産の間伐材を使ったコピー用紙
我が家のコピー用紙はこの森の町内会のコピー用紙を使っています。
森の町内会は日本の森を守るために、いま出来ることをやろうと立ち上げられました。国産材が売れず、予算がつかず、人材もいないで手のつけようも無くなった森の費用をまかなうために、間伐材から出るチップを利用したコピー用紙の販売するシステムです。このコピー用紙を使うと、費用の一部は間伐材の利用のために用いられます。再生紙なので、少し使いづらいですが、いまの私たちはこれぐらいはすぐにでも始めないとと思い、去年の暮れからこのコピー用紙を使っています。
必要なときには上質紙を使わざる終えない場合もありますが、普段はこれと決めました。実は我が家は請求書もこれを使っています。(^^)/
この用紙を使うようになった切っ掛けをお話しします。
地球環境に負荷をかけている私たちの生活
私たちの暮らしは地球環境、特に海と森に大きな負担をかけています。それも危機的な状況にあるのです。そのことを考えだしたのは去年の暮れです。ある日、防火扉を探さねばならず、輸入している会社に行ってみました。日本の建築基準法はむちゃくちゃ厳しくて、木製の防火扉はとても高価な物ばかり、結局はあきらめたのですが、価格の高さだけであきらめてアルミ製の玄関ドアにした訳ではないんです。その会社の扱っている木製の防火扉はとてもデザインも好くて、ちょっと他を我慢すれば何とかなるかもと考えて二人でいいなぁ〜と眺めていました。
前の客が一段落したのか、その会社の社長が「いい木を使っているでしょう。樹齢500年の米松の板ですよ。日本の促成栽培の木じゃないから歪んだりしませんよ。いいでしょう」……。
普通の客なら、ここで喜んでその扉を選択するところなんでしょうけど、こっちはなまじっか環境問題をかじっているギター弾き(趣味)。むかぁっ!っと来たけどそこは大人の対応、腹立つのは堪えてニコニコおいとま致しました。その会社から出るや否や!二人で怒りの激論大会!いつもこういうことあると気が会う夫婦です。
「なんやあのオヤジ!日本の木をなめんじゃね〜ぞ!木こりさんたちが大切に育てて、神社やお寺に使う何百年の木だってあるんだぁ!どこが促成栽培じゃい!ま、そういうとこもあるにはあるが、アメリカだっておんなじじゃ!日本の木こりを馬鹿にすんなぁ!」と激論が始まりました。
森の町内会のコピー用紙の購入はこちら→
LOHACO:森の町内会のコピー用紙
Be the first to comment